2016年5月16日月曜日

5月16日、ムルの洞窟見学



5月11日にブルネイを出発。西に向かいます。
夕方にはブルネイの国家収入の源の油田、ガス田地帯に突入。
巨大な蝋燭が何本か点灯中です。



この辺りは浅くて、岸から5kmでも深さ10m程度。
薄暗くなったところで、錨を下ろします。

今日の夕焼けは赤色が印象的でした。

12日は朝早くに出発。午後3時にミリのマリーナに到着。
マリーナ入り口では街のシンボル、タツノオトシゴが迎えてくれます。

このマリーナのオーナーはトロイさん。トロイさんとは2014年の11月に
ランカウィ島で会って、招待を受けました。
電話をした所、丁度コタキナバルからミリに帰ってきた所で、夕方に
船に来てくれました。現役のビジネスマンで忙しいトロイさん、
20分位話して、仲間に指示を飛ばしてそそくさと帰っていきました。

13日はトロイさんの友人の車で入国手続きを完了。
同時に旅行社に寄って、世界遺産、ムルの洞窟見学のツアーを
買います。飛行機で35分飛び、洞窟を2つ見学し、宿泊。
翌日はボートで2つの洞窟を見学し、昼食後に飛行機で帰って来ると
いうツアーです。
最初の旅行社で、「割引ないの?」と聞いたら、ツアーを企画している旅行社を
紹介してくれ、電話を掛けてくれます。それで50リンギット安くなりましたが、
面白いですね。自社に来た客を他社に簡単に紹介するとは。
飛行機、宿、食事、ガイド、洞窟入場料、全ての移動を含んで1人640リンギット。約17000円。
14日朝、迎えのバンが時刻より早めに迎えにきました。
空港に向かい、チェックインをし、飛行機に乗ってムル空港に向かったまでは
いいですが、ムル空港の上空を先回後、ミリに帰ってきました。ムル空港の雲が
厚く、着陸できないという事でした。


午後の便に
振り返られ、空港のファーストフードのクーポンが配られます。

旅行社の人間も空港に来ました。なかなか配慮のある旅行社です。

午後の便は無事、ムル空港に到着。面白い服を着た蛙が迎えてくれます。

空港ではガイドのクリス君が我々を迎えてくれます。
車に乗って、早速公園の事務所へ。

ここで入園登録をし、リストバンドをつけていざ、洞窟へ。
熱帯雨林の中に作られた木の道を50分歩きます。
途中、雨が降り、熱帯雨林の雰囲気を盛り上げてくれます。


最初はラングケーブ。
白い鍾乳石が一杯の白い洞窟です。




続いて世界最大級(最大ではありません、最大級)のディアケーブへ。
でかい。巨大な地底の空間に圧倒されます。
その高い天井から水が落ち、誠に印象的でした。
中には数百万の蝙蝠が住んでいて、所々に糞の山があり、糞臭い洞窟です。






ディアケーブの見学後は入り口近くの蝙蝠見物所で雨宿りしながら
蝙蝠の出現を待ちます。午後6時半前後に出てきます。
出てきました。大量の蝙蝠が帯の如く、竜の如く、又輪の如く、空に舞います。
これも絶景。

暗くなって来た道を50分かけて歩き、バンに乗って高床式の宿へ。
緑に囲まれた宿です。晩御飯を食べると、他にすることなし。
Wifi無し、電波無し。寝るしか無し。



翌日15日は宿の前の川から細身のボートに乗り、川を遡ります。
途中で、村によりお土産を物色。吹き矢もありました。







更に川を遡り、ウインドケーブの入り口に到着。
ここは奥に行くと風がながれている洞窟。




その後は、最後のクリアウォーターケーブ。総延長129.5kmで更に
延びているという世界最大長の洞窟です。
ここの見学は階段多し。上がったり下がったりしながら複雑な洞窟
の内部を見学しました。




全て見終わった所で、昼ごはんと水浴。


ボートで空港の裏まで移動し、洞窟観光は終わりました。
フィリピンでも観光は洞窟。

もう、当分の間、洞窟はいいです。

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