2015年9月30日水曜日

9月30日、佐伯・大入島から油津港へ

9月25日、午前6時50分に三机港を出港。
朝早くにも関わらず、福ちゃんが見送りに来てくれました。
福ちゃん、有難う。沖縄から手紙書くね。
西に向かい、さらに豊後水道を南下します。潮に乗って快調に
進みます。
途中で流していたヒコーキに小型のシイラが食いつきました。
久々の釣果です。
午後2時半、今日の停泊地の佐伯・大入島海の駅に
到着。桟橋の南側にオレンジ色のヨットが一艇舫い作業をしています。
Uminekoは北側に泊めました。



オレンジ色のヨットの船長は、横浜から来られた一色さん。
沖縄に行っての帰りという事だったので、各泊地でどこに船を
泊めたか、教えて頂きました。
港に入る前に、何処に泊めればいいかが判っていると
本当に助かります。一色さん、有難うございました。
まずは運動の為、ミニサイクルを出して島一周サイクリング。
一周16Kmと丁度良い距離です。
島の北側に「神の井」というありがたい井戸がありました。

島には沢山の漁港があり、立派な防波堤で守られています。
が、漁船が少ない。10年後には漁港有って、漁船無しになって
しまうのでは? 
先の三机湾は真珠湾攻撃の特殊潜航艇が訓練を行った所ですが、
この佐伯湾は真珠湾攻撃の連合艦隊・機動部隊が出発した所。
台風が来ても湾内には波が立たないと言われ、絶好の泊地です。
更にもう一人のヨットマンと出会いました。一家でこの大入島に移住した
大熊さん。「花水木」という民宿を経営されています。
この方も、重症のヨット病に憑りつかれています。
で、話は尽きることなく、翌日も話し込みました。
焼酎を一本、頂きました。有難うございました。


27日は出発です。午前7時30分に舫いを解き、宮崎県に入ります。
今夜の停泊地は日向市の東にある細島港。
宮崎県に入った辺りでイルカの群れの「おもてなし」を受けました。
20分位並んで泳いでくれました。観光県・宮崎。いいぞっ!

午後4時20分、細島港での舫い作業完了。

と、アウディのステーションワゴンが停まって、2人連れが向かってきます。
宮崎市にお住まいの回航屋ヨットマン? 福元さんご夫妻です。
ワンパターンではありますが、航海地図を説明し、船内をご案内。
奥様にはランカウィのナマコ石鹸プレゼント。
宮崎港での再会を約束して別れ、晩御飯は近くのイーオンモールに
あるレストランで取りました。かつ丼定食と生中一杯。生中100円引き。
ここは銭湯がありません。電気も無し。よって水シャワーです。
28日、午前7時に出発。
潮に連れられ、追い風順風を受けて、気持よくセーリングを楽しめました。
久しぶりに造水機を使って清水を作ります。
快調に働きました。よかった!

午後2時に宮崎港に無事到着。


漁師さんが寄って来たので、コース説明と船内案内です。
若手のさとしさんが、今から太刀魚漁に出るというので、
反射的に「一本持ってきて」とお願い。


そうしている間に、細島港で会った、福元さんの奥様・智子さんが
車で到着。
その車で、南に走り、ANAホリデイインリゾートの温泉に連れて行って
もらいました。
この温泉のシニア割引は60歳から。私も数え60という事で割引頂きました。
今晩は船で鍋をしようという事になり、帰りに鍋の材料を買い込みます。
夕食の準備が整い、アパタイザーの餃子が温まり、ビールで乾杯と
いう所で、福元さん到着。 タイミングが良すぎます。

宴たけなわという所で、漁師のさとしさんが、本当に獲れたての太刀魚を
持ってきてくれました。
太刀魚は刺身に姿を変え、我々の舌と胃袋を楽しませてくれます。
ちょっと、焼酎を飲みすぎて、佐藤は翌朝は起きてこず、午後2時に
なって目が覚め、二日酔いである事を確認。
今日も宴会だっ、という事になり、広島のお好み焼きの準備をします。
福元夫妻、漁師さん仲間が入って来て懲りずに宴会。


綺麗に切られた太刀魚の刺身、宮崎風軍鶏の焼き鳥、広島お好み焼き
を囲んで、漁の話、回航の話、ヨットの旅の話で時が過ぎていきました。
宮崎港、楽しい! 福元さん、漁師の皆さん、有難うございました。
今日30日は午前7時20分に宮崎港を出港、南に27海里の油津港に
入りました。外海はうねりがありますが、ここは2重の防波堤で囲まれ、静かです。
港内は広く、船は少なく、ガラガラです。

しかし銭湯はありません。
 
午後から雨が降り始めました。
明日、明後日風と波の向きが悪そうなので、ここで待ちとなるでしょう。

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