2014年4月27日日曜日

4月27日、トンガに昨日着きました

4月24日の翌日は日付変更線を越え25日を飛び越えて26日となりトンガ着です。日本より4時間進む事になります。トンガは3つの島々のグループからなりますが、その一番北のVava'uグループの街、Neiafuに入りました。

トンガは別名フレンドリーアイランドとも呼ばれ、愛想のいいのが売りの様です。税関の職員を待っている間に、女の子2人が岸壁に来て話しかけて来ました。かわいいですね。
 
入国手続きを終えた後に、ムアリングブイを取りにヨット溜まりへ移動。位置は南緯18度39分、西経173語59分。珍しい事に兄弟艇のSt. Francis44 が停泊しています。その後ろのムアリングブイが空いていたのでそれを取り、係留完了。一泊20トンガドル、約1000円。
 
上陸して歩いていると、何かのセレモニーを行っているホールがあり、正装をした人々が集まっていたので、覗きに入りました。大相撲関係者の会合か? 誠に体格のいい男女が腰に化粧回しに似たものを巻いて会場内を埋めています。
 
当地でJICA職員として活躍している日本女性と出会う機会があり、一緒に日曜日に近くの洞窟にクルージングに行って来ました。草の根外交官、頑張って下さい。





2014年4月24日木曜日

4月24日、久々のマグロです。

24日の午前7時30分、久々にマグロがかかりました。クロマグロではありませんが、昨年にブラジル沖で上げた132cmに次ぐ大きさの122cmのイェローフィン。マグロさんの運命は添付の3枚の写真。南無阿弥陀仏、アーメン。
 
今回の太平洋は魚に恵まれています。最初がカツオ、次がシイラ、次がワフーでまたシイラ、ついにマグロ。出刃包丁大活躍。




4月23日、Niueを出ました

本日、23日の正午にNiueを出発し、真西のトンガに向かっています。午後5時半の位置は南緯19度0分、 西経 170度40分。南寄りの順風が入っており、気温が下がっています。午後5時半現在27度。涼しいです。
 
Niueは世界最大のサンゴの塊で出来た島という事で、30m-60m位の高さの台地の形で、周囲は断崖絶壁でビーチらしいものはほとんどありません。その代わりに周囲が雨、風、波で加工されて多くの洞窟、淵、自然のプールが出来ており絶景に囲まれた島です。

海の透明度は抜群。抜群だったSuwarrowよりも更に透明度が高い海です。ここでは黒の地に黄色の縞模様の入ったウミヘビがUminekoの周囲を泳いでいました。
 
島の交通は右ハンドル、左側通行で、車はほとんどが日本から輸入された中古車です。
 
通貨はニュージーランドドルですが、物価は高く、ガソリン1リットル230円、卵1ダース800円、キューリ500gで450円。
 
島民の半分は公務員で、ニュージーランド政府からの補助金がNiueに送られ、公務員の給与の形でばら撒かれているようです。更に面白いのはこの島に住んでいる家族からニュージーランドオーストラリアに住む家族へ仕送りがされている事です。普通は先進国に行った家族から離島に住む家族に仕送りがされるのがほとんどですが。
 
島の人は愛想良く親切で、道路を歩いていると、車が停まって乗せてくれます。すれ違い時はたいていをが軽く上げて挨拶してくれます。
 
交通はニュージーランドのオークランドから週に1便(旅行シーズンは2便)飛行機があるだけ。目玉は7月から10月に来るクジラで、この期間、海岸のリゾートではクジラの咆哮、ブリーチングの
音で、寝られない程とありました。
 
この訪れる人の少ない島で、日本人、それも広島県人と出会いました。艇に招き夕食を共に。料理はもちろん「広島お好み焼き」






2014年4月20日日曜日

4月20日、Niue到着

Suwarrowを出て4日目、20日の午後1時30分にNiueに到着しました。遠くから見るとパンケーキの様な島です。ここの停泊地は水深が深く、海底は岩、サンゴでアンカーは薦められない場所です。で、ムアリングブイが3つあったので一番桟橋に近いブイを取りました

位置は南緯19度3分、西経169度55分。ここは時差調整を行います。UTC-11時間、ハワイ時間よりさらに1時間遅れです。風は涼しく、過ごしやすいですね。

ここは無線でラジオNiueを呼ぶと、カスタム、イミグレに連絡を付けてくれること事になっています。しかし今日は日曜日。ラジオNiueの女性が仲介の努力をしてくれましたが、結局はカスタムの担当者が見つからず、明日に持越し。この国は日曜に働くのは原則ご法度の様です。



2014年4月18日金曜日

4月18日、Niueに向かっています

16日の昼にSuwarrowのサメ達にさよならし、現在は南西635海里のNiueに向かっています。今日、中間地点を過ぎ、現在現地時間午後7時40分の位置は南緯16度30分、西経167度3分です。

残り224海里。気温は29度、晴れ。軽い東の風の中をゆっくり5ノットで帆走中です。明後日の午後にはNiueに到着の予定です。

2014年4月15日火曜日

4月15日、Suwarrow島



昨日、14日の昼前にCook IslandsのSuwarrow島に到着。入口の水路の潮は早く、波立っていました。クルージングガイドには4月から10月までパークレンジャーの一家が住んでいると書いてあります。が、誰もおらず。他のヨットも無でこの島の人類は我々のみ。ムアリングブイが4つあったので、島に最も近いブイを取ります。位置は南緯13度15分、西経163度6分。
素晴らしい!。というのも水の透明さが格別です。6mの水深に停泊中ですが、底がくっきり見えます。クリスタルクリアという言葉がぴったりです。これまでにも透明度の高い所、インド洋の
ココス島、カリブ海のトバゴケイズ、バハマ諸島、ボラボラ島と訪れて来ましたが、ここが最高に透明です。
空には100羽以上の軍艦鳥が舞い、透明な海には80cmから1m位のリーフシャークが船の廻りに集まって来ました。普段はサメは見れれば嬉しいという感じですが、一日中、こう取り囲まれているとねえ。

船の底には魚がいるので、それを釣り上げようとすると釣り針にかかった魚にサメが殺到して釣り糸が食いちぎられ、邪魔をします。ゴムボートで離れた所で釣ろうとすると数匹がゴムボートについて来て釣りを始める頃にはボートの廻りをグルグル。14日は15匹程度でしたが、15日は30匹に増えました。夜も数匹がパトロール。

魚を釣り針に掛ける事とその魚をサメに食われないように迅速に引き上げる2つの努力が必要です。今日15日は計5匹の釣果がありました。竿を使わずの手釣りがいい。ここの魚は大き目で釣り甲斐があります。
島に上がるとヘルメットクラブが迎えてくれます。島の中ほどに通称、ヨットクラブがありここを訪れたヨットが足跡を残しています。2011年に長尾氏の景虎が来ています。その隣に我々もバージを残しました。次に見る日本艇は誰でしょう?












2014年4月11日金曜日

4月11日、ハワイの真南に到達

今朝は虹が進行方向に出ました。9時50分には森さんが100cmのワフーをゲット。
直ぐに浦野さんが逆さ釣りさばきでフィレにカット。サリーさんが調理をし、私が頂く。素晴らしいチームワークがUminekoにあります。
 
現地時間午後4時52分、西経157度52分に到達。この真北2000海里にホノルルがあります。
2年前の3月30日にホノルルはケワロハーバーを出港して2年と2週間。経度的に世界一周を達成!という事で、皆でビールとポップコーンでお祝い。

現在は移動中はお酒を飲まない事にしています。特別な時だけは例外です。
 
海にも祝ってもらい、今日はいい日でした。




2014年4月6日日曜日

4月6日、ボラボラ島

沢山の島がフレンチポリネシアにはありますが、その中で一番人気が今停泊している
ボラボラ島です。今日は浅い所に行ってきました。水深3mで底は白砂。本当に綺麗です。パラダイス中のパラダイス!







2014年4月3日木曜日

4月3日、ボラボラ島

4月3日はパラダイスの中のパラダイス、ボラボラ島に移動。東からの貿易風を受けて、最後は滑るようなセーリングでボラボラ島の西の入口からリーフに入ります。中心にある特徴のある形の山がシンボルです。
 
ボラボラヨットクラブのムアリングブイを取ります。水深は24mあり、アンカーは使いたくないので
ムアリングブイには助かります。
 
濃い青から淡い青、薄緑色の海、山から吹き下ろしてくる心地よい風。まさにパラダイス。夜は浦野シェフの手による味アジの刺身、さんが、ナメロウの3点に煮魚。辻野さん持参のごぼうと筍、さらに冷えた大吟醸。パラダイスで味わう日本飯。大満足。
 
食後は、ボラボラヨットクラブが花火が打ち上げ、見るデザートを頂きました。






2014年4月2日水曜日

4月2日、フアヒネ島からライアテア島



4月2日はフアヒネ島の静かな水路を進む時、自称カメラマン辻野氏がマストに登って激写。
 
リーフを出て西に走り、ライアテア島の東側の入り口からリーフ内に入りました。フアヒネ島では12mの水深に泊めたので今度は浅い所にアンカーを打つことにし、ライアテア島とタハア島の間の水深1.5mの所に停泊。1m程度のサメが歓迎をしてくれました。
 
夜になって懐中電灯の光を水面に当てると魚が寄ってきます。試にサビキを入れるといい当りがあります。ランギロアで釣ったのと同じようなタイに似た魚、さらに小型のアジが沢山釣れました。合計4ダース位釣って、夜釣りは終わり。浦野さんが出刃ですぐにさばき、冷蔵庫へ。明日のご飯が楽しみです。







2014年4月1日火曜日

4月1日、フアヒネ島

今日4月1日は朝の10時半にフアヒネ島に到着。クルージングガイドに静かで美しい湾と記述してあったAvea湾の水深12mにアンカーを投入。島に入る時から雨模様で、それが一日中続き、雨のパラダイスでした。

雨が一時的に止んだ時に上陸。近くのマラエ(ポリネシアの古代遺跡)を見学。そこ行く途中でも大雨。船に帰り着いても雨模様でする事無く、カラオケの午後と相成りました。
 
静かという事で着た他の5艇のヨットの皆さん、ごめんなさい。