2014年2月10日月曜日

2月10日、パナマシティ

2月2日の夕方にパナマ運河を超えて太平洋に入り、パナマシティのバルボアヨットクラブのムアリングブイを取って1週間、今回の航海で最も長い区間(最短で3900海里、実際は潮と風のいい所を探すと4000海里以上)の準備をしながら市内見学をしたりで、時間が過ぎました。
 
バルボアヨットクラブはアメリカ橋をくぐってすぐの所にあります。係留桟橋は無くてムアリングブイを取ります。陸から長い固定桟橋が出ていて、その先端に無料渡し船の発着場になっています。ここではWifiの電波が船まで届くのがありがたい。困るのはこの無料の渡し船で、無線で呼ぶのですが、いつ来るかさっぱり判らない。すぐ来るから待ち時間90分までバラエティに富んでいます。
 
ここから市内までの足はタクシーしかなく、US$6-10で運んで貰えます。パナマシティで一番高い所から眺めると、太平洋側の運河の全容、高層ビルが林立するパナマシティが見えます。市内は車が多く、交通渋滞があちこちで発生しています。車は比較的きれいです。シェアNo.1はトヨタでNo.2は現代。店も品数も豊富で、中米で最も豊かな国である事がわかります。これは全て運河のお蔭です。旧市街の汚い所もありますが、新市街は他の先進国と変りません。
 
ここには高校の同窓生一家(カネギ一家)が住んでいて、9日は一緒にショートクルージングを楽しみました。カネギさんの家をイタリアからの造水機の部品の届け先に使わせてもらいました。
 
今回は長いノンストップ航海に備えて、造水機の整備をしっかり行いました。万が一壊れた時に備えて、コックピットの屋根に降った雨水を集めるための仕掛けを作りました。テストしたいのですが、こういう時に限って雨は降らないのですよね。





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