2013年12月10日火曜日

12月10日、St. Francis 集合



今日12月10日はGreat Exuma IslandのSt. Francis リゾートのムアリングを取って3日目。周りが陸で囲まれた湾の中です。位置は北緯23度31分、西経75度45分。午前10時で気温は26度。晴れ。

St. Francisという名がついているこのリゾート、オーナーは南アフリカ出身でSt Francis Marineの北米のディーラーも兼ねています。現在、なんと5隻のSt. Francis noカタマランがここにいます。写真に4艇写っています。50フィートが3艇、44フィートが一艇、そしてUminekoで5艇。1990年からの建造累計が77隻。世界中にたった77隻しかいない船のうち5艇がここにいるというのは驚きです。
 
12月7日は水中マーメイドのいるRudder Cut Cayから浅い水路を用心しながら通って南東に移動。風は20ノットの東風。浅い所は満潮でも1.2m程度。この船のキールの深さがほぼ1.05メートル。ゆっくり進みました。時折島の切れ目から見える東側の海には大きな波が立っているのが砕ける波で判ります。深度計が3.2フィートを示した時はヒヤリですね。なんとか乗り切って島の陰で一泊。
 
このExuma諸島は細い島々が北西から南東に鎖の如く連なり、島々の間はCutとよばれる水路があります。その東側はExuma Soundと言われる2000m近い深い海で西側はGreat Bahama Bankと呼ばれる深いところで10m程度の浅い海。20ノット程度の東風が吹くと、東側にはウネリが発生し2-3mの波高となります。一方の西側は島が防波堤となりウネリは入らず、風で発生する小さな波のみとなり、走りやすい。
 
8日は出国手続きを行うGreat Exuma Islandのほぼ中央、東側に位置するGeorge Townに行くために、東側の海を15マイル走らざるを得ず、25ノットの向かい風、2-3mの高波に向かいました。岩に当たる波は写真の如くです。約5時間で再び島で守られた海域に到達。船と乗員は潮だらけになりました。
 
9日にGeorge Townの税関に行くと、「別に来なくてもいいの。クルージングパーミットの下半分がPort Clearanceになっているので」イミグレに行ったら「出国カードはCubaから郵送してもらえればOK。パスポートへの出国スタンプも無いよ」まあ、こんなもんです。
 
今は次の目的地のCubaへの航路の情報収集と準備を進めています。






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