2013年12月23日月曜日

12月23日、ハバナ

風の方向が南東に変った12月20日の夕方にバラデロを出発。21日の朝にハバナ沖を通過。海から見るとなかなかの都会です。近くに漁船がいたので一枚。こういう感じです。
 
ハバナを通過し、更に西に進むと、マリーナヘミングウェイの入り口が見えてきました。マリーナ入り口近くの税関・イミグレ用のドックに到着。午前10時40分。ここからの手続きはほぼ初入国と同様で、なかなか時間がかかりました。
 
バラデロで入国手続きは済んだのでは?の質問に、係官は「バラデロは外国、ここが本当のキューバ」との回答。ここでは緊急用の信号トーチに火薬が使用されているという事で、税関の預かりになりました。2時間余りでやっと完了。マリーナより指示のあった場所で移動します。第2水路の231番。

着いたら、マリーナの手続きもマネージャーが来てゆっくり。私の名前を見てさとういち、さとういちというので、佐藤一番かと思いきや、座頭市の映画がテレビで流れたようで座頭市の事でありました。検疫官が2人来て、一人がニンニクを見つけて欲しがったので、あげました。大きな声で「No Problem」の宣言が彼から発せられました。
 
佐藤は市内の民宿に泊まってサルサのトレーニングするので、早速宿を探しに、ハバナ市内へ。車で30分位かかりました。タクシーは1956年製のマーキュリー。スピードメーターが無いのがいいですねえ。スピード違反は無か。市内は写真の感じです。混沌としています。が、活気があります。
街の所々にカラーテレビが外に置いてあって、人々が集まってアメリカの野球の中継を見ていました。日本もこういう時がありました。










2013年12月19日木曜日

12月19日、ブエナ・ビスタ・ソーシャル・クラブ

ダウンタウンの表通りにダンスレッスン教室があったので、覗きました。受付で今日の夜にブエナ・ビスタ・ソーシャル・クラブのコンサートがあり前売り券で買うとCUC5(590円)という事なので、買い求めました。開演は夜の10時でお開きは午前1時30分。
 
ブエナ・ビスタ・ソーシャル・クラブはキューバで最も有名なオーケストラで1999年にグラミー賞を受賞しているとの事。会場は半島の根本にある野外施設。ちなみに窓口券はCUC10でした。
 
セットアップは写真の如くで、ほぼ真ん丸の月が出て雰囲気は満点。ステージと客席の間には7-8mの幅の空がダンス用に取ってあります。
 
9時過ぎ頃からサルサの上手な男女が数名踊り始めました。いいですねえ。上手い。全体の動きはジルバ、ジャイブとほぼ同じですが、足の使い方が違います。おそらくダンスの先生達でしょう。ハバナでは時間を取ってサルサを練習する事にしました。
 
10時過ぎに司会が現れ、4人の通訳が横に並びます。司会がスペイン語で言うと、英語の通訳、フランス語の通訳、ドイツ語の通訳、最後にロシア語の通訳の順で通訳が行われます。どうも、バラデロのシーズン開幕コンサートの様です。

花火がドドーンと打ち上げられ、近くのキャバレー、トロピカーナの踊り子さんの華やかな踊りでスタート。次にメインのブエナ・ビスタ・ソーシャル・バンド。会場いっぱいにサルサが広がります。こちらは聞くサルサ。演奏が終わると再び花火が上がり、トロピカーナ嬢の踊りが始まります。今度はブルーを基調とした衣装です。

その次は、今キューバで一番人気のバンドの登場。メンバーは若く、演奏は遥かにパワフル。それまで席に座っていた客が前のダンススペースに移動して踊りはじめました。こちらは踊る音楽。上手な人もそうでないい人も踊りに参加し会場は屋外ディスコに変りました。
 
若くない私たちは12時半で会場を後にしました。帰りはポンコツLadaのタクシーでスリル一杯のドライブでした
 
キューバのトップバンド2組の演奏とキャバレー踊りのセットでたった590円。ここはいい国です。好きになりました。音楽好きの方は、是非一度訪問下さい。






12月19日、バラデロリゾート地区

バラデロはハバナの東140㎞にある半島にあり、半島全体がリゾートになっていて、キューバの外貨吸収装置になっている感じです。各々のリゾートは広い敷地に低めの建物で構成。リゾートは3食オール込で、観光客はそのリゾートのリストバンドをしています。
 
キューバは面白い事に外人観光客用のCUCという通貨とキューバ人用の通貨があり、外人観光客にはキューバ人用の通貨に接する機会は無いようです。US$1がCUC0.87、CUC1は118円。但し、もぐりの両替屋はいなくて、どこで両替してもレートは同一らしいです。キューバ人の月給はCUC15-30位という事らしいので、キューバ人のお金の世界と外国人のお金の世界は別世界。こういう状況をどう考え、活用しているのかハバナでキューバ人から色々聞きたいと思います
 
足は一日CUC5の2階建てバス。25分置きに走っています。
 
キューバ名物のアメリカのクラシックカーはほとんどがタクシーで活躍していました。
 
半島の根本近くに現地の人が住んでいて、その家々は写真の如く。
 
ダウンタウンの観光通りから一つ奥に入った通りの食堂で昼食を取りました。写真のメニュー、オレンジジュース(粉ジュースと思われます)、豆のスープ、シイラの焼き物+ごはん+サラダでCUC4(472円)。
 
飲み物の人気はモヒート、ダイキリ、キューバリーブレが御三家です。ここの料金は全て外人観光客料金です。
 
アメリカにこんなに近いのにアメリカ人はほとんどおらず、カナダ人が多い。バスで隣り合ったカナダ人に理由を聞くとカリブ海で最も安全な国という事で人気があるとの事でした。






12月19日、国営ガビオタマリーナ

キューバ上陸は国営のガビオタマリーナ。進入航路の標識は他国と違うデザインでなかなかしゃれています。
 
マリーナは巨大で、まだ半分位が完成の感じです。停泊している船はマリーナ所属と思われる観光、チャーター用ボートがほとんどで、プライベートと思われる艇はUmineko含めて4艇のみ。よって、がらがら。桟橋はコンクリート製で幅が3m余りのりっぱな浮桟橋です。フランス製と思われます。水、電気用のポストも新しい物がついていて、水は水道からのきれいな水です。船尾を桟橋に向けて、船首はブイから取る方式です。
 
観光カタマランはフランスのファンテンパジョの80フィート艇が全部で15隻。朝8時ごろからユニフォームを着こんだ職員が船に氷、飲み物の積み込みを始め、9時にマリーナの観光バスが何台も観光客を積んで到着。各々カタマランに乗り込みデイセイル、シュノーケリングに出て行きます。スポーツフィッシング用のチャーターボートも14隻見えますが、こちらの稼働率はそんなに高くはない様です。
 
マリーナ敷地内では、係留所、コンドミニアム、お店の建築の槌音が深夜まで響き、突貫工事で頑張っています。敷地内には四角いコンテナの様なオフィスに税関、検疫、イミグレの職員の詰めており、手続きの便宜が図られています。
 
驚いたのが、このマリーナはISO9001 を2008年に取得しています。マリーナの提供する各種のサービス品質を維持向上しようという努力が図られています。
 
完成までにあと何年かかるか判りませんが、完成すればワールドクラスの巨大マリーナになると思われます。






2013年12月18日水曜日

12月18日、バハマさようなら、キューバこんにちわ

    ラダーの修理で助けてもらい、ムアリングブイ係留料はタダにしてもらって、St Francisリゾートには大変お世話になりました。14日の夜にお礼のカラオケパーティを開いて盛り上がりました。リゾートオーナーのジョージさん、有難うございました。
 
15日の朝8時に出発。今度はドジらない様、満潮の時間に危険な出入り口を抜けます。次は島々の東側から西側に抜ける水路を走ります。最後の浅瀬はマストにサリーさんを上げて、水の色の変化を確認しながら慎重に進みます。一番浅い所、潮も引いた時間で航行不可になりました。ここでアンカーを下して一泊し、翌日の満潮時に通る事にします。ここからキューバまでは310海里。念の為、テンダーで水深を図りながら安全なルートの確認を行います。夕方から風がばったり止み、水面は油を流した様。
 
ほぼ満月の明るい月明かりで、水底にヨットの影が綺麗に写っていました。
 
16日は午前7時5分に出発。風は全く無し。空と海の堺が判らない静かな海、浅い海を南西に進みます。白砂の海底に生えた海草、星形のヒトデがくっきり見えます。午前9時半頃より北東の風を感じるようになりセイルを上げます。

そのまま浅い、6mから8mの深さの海を進みます。どこまで進んでも深くなりません。そのまま夜走りで進みます。17日の昼過ぎにやっと薄緑の浅い海から深い青色の海に変りました。深くなると急に波が波高が高くなりました。風は徐々に強くなって来たので、暗くなる前にメインセールを2ポイントリーフに縮帆。明け方は更に強まり、北東25ノットの風と大きく育った波に後ろから責められます。
 
目指すはキューバ北側、ハバナの東約140㎞にあるVaraderoという半島全部がビーチリゾート化され、外人観光客からの外貨収入を目指すリゾート地区の半島の根本にあるマリーナです。
 
ところがどっこい、マリーナから3カイリまで近づいた所で、「波が高すぎてマリーナに入る水路入り口が危険。ここの入港は止めて半島先端を回り込んだ所にあるGaviota Marinaに行った方がいいという」無線が入りました。安全第一のUminekoは素直にアドバイスに従い、北東の風25ノット、2-3mの波に向かいます。平水では8ノット出るエンジン回転数で3-3.5ノットしか出ません。激しいガタンゴトン。耐える事、3時間、半島の先端にたどり着き、回り込むと海は天国。

午後2時に無事、Gaviota Marinaに到着。舵誌11月号の25ページ上半分の写真で紹介されている国営のマリーナです。誠に広いマリーナに日帰り観光用大型カタマランが14隻。全て同じ形。マリーナ内はガラガラで工事があちこちで進んでいます。
 
入国手続きは想像していたより簡単で、まず健康チェック係官1人、次に検疫官1人、次にカスタム兼イミグレの係官2名が船まで来て船内で手続きを進めました。みな親切です。船に上がる前に桟橋で靴を脱いで船に上がって来ました。大変、気持ちがいい。ちなみに海外旅行保険は求められませんでした。

古い本には沢山の係官が来て、なかなか帰らない---物をねだる---と記してある事がありますが、全く違っていました。午後2時に健康チェック係が来てカスタム、イミグレが帰ったのが3時半。
 
ともあれ、無事キューバに到着しました。






2013年12月13日金曜日

12月13日、まだバハマです。

12月11日の朝にお世話になったSt. Francis Resortを後にし、キューバに着きました---とご報告したい所ですがまだSt. Francis Resortにいます。
 
11日の朝に船溜まりから出る所で、ガチャ、ガンガンゴンゴン。ハンドルが回らなくなりました。情けない事に右の舵の先が海底の岩にぶつかり、舵の軸棒が曲がり、船底に押し付けられました。
 
近くにアンカーを下し、潜って調べてみるとその通り。舵の本体のグラスファイバー部の破損も大きく、やっちゃいました。
 
リゾートオーナーのジョージさんに相談すると、「舵を外して持って来い。棒の曲がりは直してやる、本体の修理は対岸のジョージタウンに直せるところがある」と全くもって頼もしい言葉。
 
早速、舵を外し、といっても先回の舵紛失で構造をしっかり理解していたので、やる事は判っていました。チャレンジは上架せずに水の中でやる事が出来るか?
 
なんとか取り外し、ジョージさんの所に持っていきました。置いていけと言うので言葉に従い、水の補給の為にUminekoをジョージタウンの港に移動させ、水を入れていると、ジョージさんがモーターボートで近づいて着ます。棒は直されており、そのまま本体の修理屋まで持って行ってくれました。
 
乾燥させて破損部を削り落とし、その上に積層して船底塗料を塗るまでをお願いしてもらいました。
何と、本日、13日の昼過ぎに完成。早い。$350也。午後に取り付けましたが、棒の曲がりをもう少し大目に直してもらいたいので、再びジョージさんの所に持って行き、先ほど完成。今度はばっちりです。

南アフリカのSt Francisの造船所でお世話になり、今回はバハマのSt. Francisでお世話になりました。感謝。
 
明日は取り付け作業を行い、リゾートでカラオケパーティを開催して感謝の気持ちを表し、15日、日曜日に出発の予定。キューバに着くのは17日を見込んでいます。
 
先週、Rudder Cut Cayとい不気味な所で停泊したたたりか?

2013年12月10日火曜日

12月10日、St. Francis 集合



今日12月10日はGreat Exuma IslandのSt. Francis リゾートのムアリングを取って3日目。周りが陸で囲まれた湾の中です。位置は北緯23度31分、西経75度45分。午前10時で気温は26度。晴れ。

St. Francisという名がついているこのリゾート、オーナーは南アフリカ出身でSt Francis Marineの北米のディーラーも兼ねています。現在、なんと5隻のSt. Francis noカタマランがここにいます。写真に4艇写っています。50フィートが3艇、44フィートが一艇、そしてUminekoで5艇。1990年からの建造累計が77隻。世界中にたった77隻しかいない船のうち5艇がここにいるというのは驚きです。
 
12月7日は水中マーメイドのいるRudder Cut Cayから浅い水路を用心しながら通って南東に移動。風は20ノットの東風。浅い所は満潮でも1.2m程度。この船のキールの深さがほぼ1.05メートル。ゆっくり進みました。時折島の切れ目から見える東側の海には大きな波が立っているのが砕ける波で判ります。深度計が3.2フィートを示した時はヒヤリですね。なんとか乗り切って島の陰で一泊。
 
このExuma諸島は細い島々が北西から南東に鎖の如く連なり、島々の間はCutとよばれる水路があります。その東側はExuma Soundと言われる2000m近い深い海で西側はGreat Bahama Bankと呼ばれる深いところで10m程度の浅い海。20ノット程度の東風が吹くと、東側にはウネリが発生し2-3mの波高となります。一方の西側は島が防波堤となりウネリは入らず、風で発生する小さな波のみとなり、走りやすい。
 
8日は出国手続きを行うGreat Exuma Islandのほぼ中央、東側に位置するGeorge Townに行くために、東側の海を15マイル走らざるを得ず、25ノットの向かい風、2-3mの高波に向かいました。岩に当たる波は写真の如くです。約5時間で再び島で守られた海域に到達。船と乗員は潮だらけになりました。
 
9日にGeorge Townの税関に行くと、「別に来なくてもいいの。クルージングパーミットの下半分がPort Clearanceになっているので」イミグレに行ったら「出国カードはCubaから郵送してもらえればOK。パスポートへの出国スタンプも無いよ」まあ、こんなもんです。
 
今は次の目的地のCubaへの航路の情報収集と準備を進めています。






2013年12月5日木曜日

12月5,6日、立派な名前と人魚との出会い

12月5日は豚島から2時間半南東に下って、Little Farmers Cayに移動。Wifiから遠ざかっていたのでこの島にあるヨットクラブに寄りました。そこの経営者の名前はなんと、Roosevelt Nixon--米国大統領2人前です。晩飯を食べる代わりにWIfitoシャワーをタダにしてくれました。いいおじさんでした。
 
6日は更に南下。Rudder Cut Cay---不気味な名前です。特に私にとっては---ここはプライベートの島ですが、ここの南端に人魚がピアノと一緒に沈んでいるという事を、ナッソーで会ったドイツ人が、「ほとんどの人は知らない、人に教えるなよ」といいながら教えてくれました。
 
その場所近くにアンカーを打ってテンダーにパドルボートを引かせ、そのボートに2人が水中メガネを付けて海中を探索します。ありました。小さな湾を作る両側の岬を結んだラインのほぼ中央。水深約6mの位置にフルサイズのピアノとその音を聞くかのような姿の人魚を発見。流れが早く、足ひれを付けて一生懸命泳いで、やっと止まっているというくらい。水中トレッドミルの如くで、今日は良く泳ぎました。



2013年12月4日水曜日

12月4日その2、007ロケ海中洞窟

豚島の横に007シリーズ、「サンダーボール作戦」と「Never Say Never Again」のロケが行われた小島を訪問しました。
 
干潮時で潮の流れの無い時がベストというので、その時刻に合わせてシュノーケルの準備をしてテンダーで到着。島の中が洞窟になっていて干潮時には入り口が姿を見せます。中の水中は魚の乱舞。なかなか広い鍵穴型の洞窟で天井には穴が開いています。天井まで6-7m。物好きの人は外から登って、この穴から飛び降りて遊びます。




12月4日その1、豚が泳ぐ!?

12月4日は午前中に南に2時間半のBig Majors Spotという島に移動。ここにはなんと泳ぐ野生の豚がいます。喋る馬はテレビドラマになり、羊を追う豚は映画になりましたが、泳ぐ豚は世界でここだけらしい。バハマに来た理由がこの泳ぐ豚を見たかったわけで、今日はバハマ観光のハイライト。
豚浜にできるだけ近い位置にアンカーを下します。双眼鏡で覗くといたいた、大きなのが3頭。
小型のモーターボートが近寄ってきました。豚君達は水に入りモーターボートの方に泳いで行きます。この豚君達も先日のイグアナと一緒で、十分に学習しているようです。モーターボートからのエサの投入が終わるとUminekoの方に向かってきます。野菜のくずとは熟れてないパパイヤを投げますが、無視するか口に入れて掃出します。

グルメの様です。朝焼いた新鮮なパンを投げると評判良し。しばし船の周りで豚かきを披露してくれます。犬かきと一緒です。食事の間に時々一回転するのがかわいい。パンの投入が終わるとそそくさと陸に帰っていきました。
子豚が陸に見えたので、パンを持って、パドルボートに乗って陸に上陸。子豚をおびき寄せようと試みました。横から大豚が何匹も迫って来ます。私に食いつく勢いで、怖い。パドルでぶんなぐるのも動物愛護精神に劣るのでパドルで水をたたいてかけると嫌がります。パンを離れた所に投げて注意をそらし、その間にパドルボートに戻り海に避難。豚かきは遅いので、余裕が出来、パンを投げながら沖に引き出します。残念、子豚は泳げず来るのは大豚。油断すると足に食らいつきそうでなかなかアグレッシブです。
動画は送れないので、U-tubeの画像でお楽しみください。Bahamas, Swimming pig のキーワードで出てくると思います。(一つ、下に置いておきました。)









2013年12月3日火曜日

12月3日、Sea Aquarium

今日の午前中は海中公園事務所のある島、Waderick Wells Cayの丘に登りました。行く途中にピンカールしっぽのトカゲがいました。横山ノックさんを思い出しました。

頂上にはこの島を訪問して比較的時間のあったヨット、ボートが船名を書いた板が置いてあります。山の如く、積まれています。中に現韓国大統領が見たら火をつけると思われるプレートがありました。フランスの船が置いて行ったものですが、旭日旗の半分みたいなデザインです。Uminekoも一枚置いてきました。
 
 
午後は南に少し移動。海中公園の中でのベストシュノーケルスポットと言われるSea Aquariumで潜りました。水中に潜るといきなり魚の群れがまとわりつきます。約2.5mの水深のサンゴ礁の割れ目に大きな伊勢海老がいました。残念、ここは海中公園の保護区。獲れません。





2013年12月2日月曜日

12月2日、マングローブの川

Shroud Cayから南に22マイルは「Exuma Cays Land and Sea Park」という海中公園となっています。生物、植物の採取は一切ご法度で、機関銃を持ったパークレンジャーがモーターボートでパトロールしています。
 
このShroud Cayはマングローブの中にテンダーの通れる水路があり、この水路で島の東に出れば誠に美しい浜辺があると聞いていたので、テンダーでスタンドアップパドルボートを引いて出発。
 
ここのマングローブは背丈低目で50cmから1.5m位。水路の水は澄んでいてクリスタルクリア。ボートをこぐ事40分。東の浜辺に出ました。長い白砂の砂浜が続き、いるのは我々だけ。船の帰る頃には西風が強く吹き、波が立って大いに飛沫を浴びました。
 
午後は南に15マイル離れたWaderick Cayに移動。ここは海中公園の事務所があり、アンカーでなくムアリングブイを取る事になっています。夕陽が沈んだ後の光と雲の美しさにはいつも心をうたれますが、今日は面白い雲を見ました。まるで平たい筆で描いたようです。