2013年8月2日金曜日

8月2日、デトロイトヨットクラブ

今回はデトロイトヨットクラブ(DYC)のご紹介をして、次に移動開始する9月3日まで更新はお休みさせて下さい。
 
デトロイト赴任(2003-2007)時にDYCに入り32Ft艇、Banjoを置いて楽しんでいましたが、土曜か日曜に来る位でした。今回はここに住んでいますが、改めてDYCの素晴らしい事を実感しています。
 
2011年にはアメリカのHistoric Placeに登録された、1868年創立(日本では鳥羽伏見の戦いの頃ですね)の歴史と伝統のあるクラブです。デトロイトダウンタウンから車で5分程度東に走って橋を渡ると、そこはデトロイトリバーの中州、Belle Isleというこ公園になっています。DYCはその北側にあります。
 
Resort in the Cityとも呼ばれており、都会からすぐの所にこういう施設があるのは驚きです。60年位前に建てられた現在のクラブハウスはスペイン風の大きな建物です。内部には2つの大きな宴会場(結婚式のパーティをよくやってます)

バー、レストラン、室内25mプール、更衣室、ジム、サウナ、売店、ATM等があります。屋外施設は25mプール、ジャクージ、テニスコートが4面、子供の遊び場。係留施設は建物の正面、デトロイトに面した側にはモーターボートを中心にした桟橋が並び、クラブ敷地の南側にはヨット用桟橋があります。桟橋はもちろん電気、水道完備。ヨット桟橋には一艇に一棟の物置小屋がついていて、多くの人は冷蔵庫、電子レンジを置いています。

桟橋には至る所に大きなフラワーポッドがあり、綺麗です。ディンギーはOP、レーザー、420、フライングスコット、さらにカヤックが用意されています。
 
敷地内には緑が多く、大きな木の下の陰で、川に面した芝生で川風にあたりながらごろりとするのは誠に心地よい。
 
夏のシーズンは色々な行事が企画されています。ハイドロプレーンと呼ばれるジェットエンジンを積んだ船のF1のレース、その前夜祭のコンサート、ワインテイスティング、各週木曜日夕方のヨットレース等々。
 
この都会のリゾートの中に住んで、Uminekoの整備、ジムで運動、プールで運動、バーで語り会い、ヨットレースに参加させてもらったりで日々を過ごしています。そうそう、キューバ、ジャマイカ、パナマはスペイン語なので勉強しないといけないですね。
 
今後のルートは、以下の通りです。
 
9月3日デトロイト発。来た道を逆に辿ってニューヨークに出ます。

10月初旬にニューヨークを出発、アメリカの東海岸に作られた内陸の水路、Intra Costal Waterwayを通ってフロリダまで南下。途中でアナポリスによってヨットショー見学。

11月初旬にフロリダを出発し、バハマ、キューバ、ジャマイカを訪問後、カリブ海を南下してパナマにあるサンブラス諸島に行きます。ここには「小さな人々」が住んでます。

2014年の2月中旬にパナマ運河を通過。太平洋に出て、マルケサス諸島まで帆走。今までで最長のルートです。30日位は海の上でしょう。

マルケサス諸島の後は、タヒチ、ニウエ、トンガ、フィジー(ここで世界一周の紐が閉じられます)、バヌアツかニューカレドニアを経由してオーストラリアのダーウィンへ。

ダーウィンへは7月20日頃を目指します。ダーウィンでセイルインドネシアというラリーに参加し、インドネシアの島々を訪問しながらシンガポールへ。その後はセイルマレーシアに参加してマレーシア西側のランカウィまで走ります。
 
今後の長期航海に備えて、ここで骨休めと共にできる限りの整備を進めるつもりです。で、Umineko更新も当分お休みです。9月の再開します。
 
デトロイトヨットクラブにて