2013年6月24日月曜日

6月24日、デトロイトで一息

6月20日は正午にデトロイトとウィンザーを繋ぐアンバサダーブリッジの下を通過。いよいよ帰って来ましたという実感が湧いて来ました。見慣れた縦に長い貨物船がUminekoを抜いていきます。右手にカジノ、左手にベルアイランドが見えて来ます。ベルアイランドにあるコーストガードを過ぎた所で左折。

懐かしい水道の取水口の丸い建物が川左側にあり、それを過ぎるとデトロイトヨットクラブ、DYCです。無線で連絡を入れると懐かしいハーバーマスターのRossさんの声が返って来ました。慎重に狭い水道にUminekoを入れ、開けて待ってくれていた桟橋に横付け。

黄色のシャツのスタッフ3人が手伝ってくれました。到着したので、CBPに電話を入れると確認にいくので船内で待つようにとの指示。45分後にCBPの係官2人が到着。船内の検査とパスポート、クルージングライセンスの確認で無時完了。

入社以来の友人の紀平さんも到着し、心からほっとしました。20日、21日、22日は紀平さんの家に泊めてもらい、22日には懐かしい人達との会食、23日はデトロイトヨットクラブに戻り、ヨットクラブの懐かしい面々との再会、ショートクルージングとなかなか忙しい日々が続いています。今日24日はデトロイトリバーの花火大会。

ヨットを繰り出そうと思いましたが、酔っ払いのモーターボートがわんさかいるのでやめた方が良いとのクラブメンバーのアドバイスを尊重し、ドックに止めたままの花火見物と相成りました。
ちょっと距離がありましたが、6年ぶりの花火は懐かしかったです。









2013年6月20日木曜日

6月20日、デトロイトリバー北上中

6月17日はカナダ側のPort Stanleyにて一泊。アメリカからカナダに入ったので入国手続を行いましたが誠に簡単。カナダのカスタムに電話をかけて質問に答え、最後に登録番号をもらって終わり。
アメリカとは偉い違いです。

ここでの驚きは、桟橋の先端の杭が夕方はヨットを支えていたのですが、翌朝はヨットがこの杭を支えていたという事でした。

18日はカナダ側のErieuという港で一泊。ここの湾はRondeau Bayという名で、クルーのCarolineの苗字と一緒。何人かの村の人に名前のいわれを聞いてみましたが、誰も知らず。

19日はカナダで最も南に位置するPelee Islandにて一泊。カナディアンギースが迎えてくれました。
翌朝にはこの島からデトロイトに密入国を企てる、人相の良くないフィッシュフライが沢山乗艇しているのを発見。

今日20日は午前の4時に出発。天気は快晴。現在、デトロイリバー北上中。ここでは白鳥の群れに迎えられました。

デトロイトリバー流れが心配だったのですが、1.5-2ノットの流れで計算内。現地時間午前11時20分でデトロイトヨットクラブまで12マイルの位置まで来ました。あと少しで到着です。

デトロイトヨットクラブでは昔の友人が当面の受け入れの場所を確保してくれています。大変有り難い事です。





2013年6月17日月曜日

6月17日、マストを立ててエリー湖縦断

マストを立てるために立ち寄った、First Buffalo River Marinano人たちは親切な人たちばかり。マリーナのキャシーさん、ヨットマン兼ギタリストのクリス、ミシェルご夫妻、その友人達。街に行くための足を提供してくれたり、レンタカー返却を手伝ってくれたり。

ヨットクラブからの招待もありましたが、時間が無いので9月に延期。今までBuffaloはチキンウィングのイメージ位しかありませんでしたが、大変人懐こく親切な人の街です。

カタマランは珍しい様で、地元の人たちが良く見に来ます。時間があれば極力中まで見てもらっています。

15日は朝からマスト立て作業。天気は晴れ。クレーン車が小さいので、出来るかと心配でしたが何とか作業完了。

午後はレンタカーを借りてナイアガラの滝の見物。久々に見ましたが、何回見ても水量には圧倒されます。

夕方はクリスさんがギターを担当するバンドが演奏するレストラン/バーでブルース、ロックンロールを楽しみ、長い一日は終わりました。
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6日は午前中は雨。食糧の買い出しを行い、午後3時の出発。

エリー湖は五大湖の中で最も浅い湖で、その為に風が吹くと直ぐに波が立つ湖です。曇りで西南西の風15-20ノットのエリー湖の出ましたが、正面から大波がガンガン打ち付け2.5ノットしか速度が出ず。やむなくジブセールを上げてジグザグ走法に切り替えましたが、ずっと揺れない生活をしていたので、気持ちが悪くなって来ました。夜にかけて風は落ちて菜波も穏やかになり、助かりました。

初日は久々のオーバーナイトのセーリング。夜9時で気温が14度。持っている服を着込み帽子、手袋をつけて夜の操船。明け方にはエリー湖の北側から南に飛び出している半島の先端にたどり着き、綺麗な日の出を見る事が出来ました。

今日はカナダ側のPort Stanleyにて一泊の予定です。エンジンが快調に廻ってくれれば、予定通り20日の午後にはデトロイトヨットクラブに着けそうです






2013年6月14日金曜日

6月14日、エリー運河抜けてBuffaloの到着

6月13日の夜はMiddleportという村にある停泊所にで一泊。ここは公園の一部で電気、水道が使えてタダ。シャワー、トイレの整備されていて、ここは自由に寄付してくださいと書いてあります。
 
6月14日は午前6時55分に出発。人の家の裏庭を覗きつつ、西に進行。Lockport(なんだか靴屋の様な名前です)でロック34,35を通過。さらの12m上昇。ここを過ぎると、この水面はナイアガラ川に繋がっています。

スピードメーターを見ると、川の流れはUminekoを0.6-0.9ノットで押してくれています。嬉しい。Tonewandaという街を過ぎると、そこはナイアガラ川。ぐっと川幅が広くなります。ここを左折して南に下ります。ナイアガラ川では上り方向に進行。しばらくすすむと左手にBlack Rock Lockというロックが左手に見えて来ます。ここはナイアガラ川の早い流れについてごれない船の為の通路です
 
ここで1.5m上昇して、すべてのロックが完了。ニューヨークを出て13日間、505マイルを完走しました。さらに南下してマストを立てる予約を入れたFirst Buffalo river marinaに到着。ウッドチャックが迎えてくれました。

ここで明日は朝一でマストを立て、午後はナイアガラの滝を見物する予定です。







2013年6月12日水曜日

6月12日、ロック30まで通過

6月11日は雨の降る中を船を陸から水に戻し、運河クルーズに復帰。
湿原の様な所を通り、白鳥に出会い、豊かな人の家、そうでない人の家の裏を覗きながら進みます。途中でオンタリオ湖とエリー湖への運河の分岐点にさしかかりました。

オネイダ湖からここまでは流れは下りで0.5-1ノットプラスになってたのですが、ここからは再び上り。0.8-1ノットの流れを遡る事になります。

右に行けばオスエゴ運河を通ってオンタリオ湖に出ます。此処までは、丹羽徳子さんの「クルージング讃歌」という本で紹介されていますが、この先はUmineko通信で初公開。
日は長いのですが、ロックが稼働している時間は午前8時から午後6時までの10時間なので、この間で行けるだけ進みます。

11日の夜はロック25の手前側の壁にて一泊。嬉しい事に係留費はタダです。設備は何もありません。朝まで電気が通じていた温水タンクの80リットルの水がまだ暖かいので、船内のシャワーと使います。
今日12日は朝から晴天。昼は半そで、半ズボンで久々の太陽を楽しみました。今日はロック25に始まり、ロック32の手前まで来ました。ロック30からロック32の間(なぜかロック31はありません)のFairportとPittsfordという街の間はエリー運河の最も美しい区間とガイドブックに書いてあります。
Fairportにはいると突然リゾート的な風景に変わりました。両岸に小奇麗な店があり、運河クルーズの船、カヤックで遊ぶ人、サイクリングを楽しむ人、釣り、ジョッギングを楽しむ人が沢山です。豊かなアメリカを感じさせてくれます。

今夜はPittsfordの公園に設置された岸壁に舫いを取りました。綺麗に整備された所で、電気と水道があります。トイレ、シャワーは無し。お金を払う場所があるのか無いのか判りません。公園のベンチで晩御飯を食べていた家族と知り合いになり、近くのスーパーに女子2人は車で連れて行ってもらいました。後で聞くと、支払い時に足りなかった額を払ってくれたそうです。綺麗な街に親切な人。いい所ですPittsfordは。









2013年6月10日月曜日

6月10日、悪い事3つ連続発生

今日は朝一でレールシステムを持っているボートヤードでUminekoを上架しています。
 
上架したのは、右セールドライブの内部に水が入っており、プロペラシャフトのパッキンを交換するためです。
 
さて、上架してパッキンを替えるまでは順調でした。シャフトの周囲には塩がこびりつき海水側のパッキンも相当疲れていてこれで直ったと思いました。オイルを入れてフラッシュの為に水道をエンジンに繋いで回転させた所、オイルが漏れてくる。パッキン部で無く、水の取り入れ口から漏れてくる。ええっ!

曇り空からは冷たい雨が降り始めました。
ボートヤードのメカニックを呼んで検査をお願い。オイルのドレイン口に圧力計付のハンドポンプで空気を送り込むと圧がかからず、水の取り込み口の上の方から空気の漏れる音が聞こえて来ます。セールドライブユニット内部のオイル回路と海水回路をシールしているパッキンが漏れているか、内部の壁に穴が開いているかどちらかという診断です。

生憎ボートヤードはシーズン初めの仕事が一杯で週末まで手が空きません。水の混入があるものの、ユニット内部の部品は良く、使用には耐える様なのでこのままデトロイトまで行って、デトロイトで修理する事にしました。
 
ひょっとすると、昨年の7月にセールドライブから水がわずかに漏れるのをオーストラリアで業者が修理した際にダイヤフラムを交換しました。この時にシールのO リングを忘れたか、うまくはまってなかった可能性もあります。船を上架してセールドライブを外して、バラしてみないと判りませんが。
 
ロングクルージングにはセールドライブよりメンテの簡単なシャフトドライブの方がいいですね。
 
さて、最終確認でギヤを入れようとしたら、今度はコントロールレバーがやたらに重く。前進に入りません。コントロールケーブルとセールドライブを繋ぐ部分の調整がずれているので直そうとしたら、錆びて調整部が動かず。CRCを吹いてバイスグリップで挟んで回したら、最終的にコントロールレバーのねじ棒部が切断。

奇跡的にここのボートヤードに全く同じ長さのコントロールケーブルの在庫があり、交換してギヤは入る様になりました。古いコントロールケーブルは滑りが悪く大変重たくなっており、替え時だったのでしょう。ここで発生して良かったのだと自らを納得させます。
 
それを終ると夕方の5時。冷たい雨は降り続き、船は上架のままです。
 
今日は疲れました!

2013年6月8日土曜日

6月8日、エリー運河に突入。ロック越え

6月4日はマストを倒して横積みし、ハドソン川は北に4時間上った所にあるShady Harbor  Marinaにて一泊。

6月5日は午前7時45分に出発。しばらく行くと左手にニューヨーク州の州都Albanyが見えて来ました。

この辺りから低い橋が多く、ヨットはマストは倒していないと進めません。Albanyを過ぎてしばら進むとTroyという街に着きます。川は正面にダムがあり、水は滝の如く落ちています。その右側にTroy No1 ロックがあります。

ロックは船のエレベーター。Uminekoにとっては米国で初めてのロック。VFHの13チャンネルにてロックキーパーと連絡を取り水門を開けてもらいます。無線交信はアメリカ人のサリーさんにお願い。聞き直し、誤解無く安心です。ロックキーパーは大体おじさんなので、若い女性の声には反応良し。
 
水門に微速で進入します。両側は高い壁で、壁の上から下に重りがついたロープが一定間隔でセットしてあります。又横壁の一部が縦方向に凹んでいて、そこに縦に直径15センチ位の鉄のパイプが上から下まで走っています。このパイプにロープを取ります。

このパイプとロープで船の位置をコントロールする仕掛けです。進入側の水門がガーンという音と共に閉ると、注水が始ります。この時にロック内には水流が起こり、船は壁に押しつけられたり、壁から離されたりします。押し付けられれば壁と力いっぱい押して苦しそうなフェンダーを助けてやり、離れれば体を目一杯使ってロープを引き、壁からの距離を保ちます。

3人でよかった。2人だとUminekoの大きさは少し厳しいという感じです。ここでは4.8mの上昇。上昇するとロックキーパーが来て船の登録番号を聞きに来ました。それが済むと出口の水門が静かに開き、出発です。

ここを過ぎるとハドソン川の流れは潮の満干による変化は無く、上流から下流に向かっての静かな流れのみになります。
 
更にハドソン川を上ると、Waterfordという街に出ます。ここは運河の分岐点で、このまま真っ直ぐ北上するとChamplain運河を通ってカナダに向かい、左折するとErie運河を通ってエリー湖の東端に繋がります。Uminekoはここで左折し、右手にある桟橋に一旦つけて、運河のビジターセンターに行き運河の資料を収集。

2011年のハリケーンIreneによる洪水時の水位が壁に貼ってありました。昼ご飯を取って、いよいよErie運河に入ります。正面に最初のロック、Troy No2運河の水門が聳えています。ここから5つのロックを連続で進み、146フィート、43.8mを一気に上がります。The Flight of Fiveと呼ばれているロックです。

再び無線で開門を依頼。直ぐに開き始めました。先のTroy No1と比べて高い。ここは縦のパイプは無く、縦にはワイヤーが取り付けてあります。頂上に上がった所で、運河通航のシーズンパスを$100で購入。次のロックは既に開いて待ってくれています。

最後の運河を出ると今度はガードゲートという水門が2つ。これは緊急時に水路を遮断する機能です。

2つ目のゲートを過ぎると、そこには誠にのんびりしたアメリカの水辺の景色が広がりました。アヒルの群れがゆっくり水路を横切っています。緑が一杯。
 
流れは川下に向かって0.1-0.5ノット程度。

5日はロック7を超えてSchenectadyという街にあるSchenectady Y.C.に停泊。一泊$54.00也。
夕食はサリーさん作のタイカレー。この辺りのマリーナは$1-1.25/Footが相場の様です。
 
6日はロック8は無難にクリアしたものもロック9では入口に強い流れがあり、さらに木が沢山浮いていて進入をやり直し。ここのロックキーパーの「今夜は雨になるのでロック15を超えるまで行った方がいい、増水するとロック15は足止めになるかもよ」とのアドバイスに従い、ロック15まで超える。

ロック12は浮いている倒木が一杯、ロック13は右側でなく左側につけろという事で驚く。マストが左側に積んであるので、左側の作業は誠に難儀。

雨が強くなった。夕方7時にロック15から西に6マイル進んだ所にある、St . johnsvilleのマリーナに停泊。雨中にもかかわらず、親切なおじさんが出てきて舫い取りを手伝ってくれ、電源のアダプターも貸してくれた。ここは一泊$43.00。

夕食はUmineko初のオーブン料理。Carolineのキーシュ。
 
7日は朝から小雨。午前7時45分に出発。ロック16を過ぎ、次のロック17は最も高低差のあるロック。さすがに深い。ここで12mの上昇。ロック18は再び左側つけ。

餉はCarolineさんが冷麦をスパゲッティとして使ってのハンバーグスパゲッティ。冷麦とオリーブオイルはなかなか合いますね。

今日はロック19を超えた所で早めにストップ。午後3時半にUticaという街にあるイタリアンレストランがやっている停泊所に係留。電気、水はあるがシャワーは無し。電気があるのでUminekoの温水ヒーターが働くので、シャワーは船内で。一泊$43.00。女子はスーパーに買い物に出かけ、私はしばしの休息。

夜はこのルートで初めての船内映画鑑賞会。Kill Billというやたらに血を見るハリウッド映画ですが、日本(沖縄、東京)が舞台。千葉真一を久々にスクリーンで見ました。沖縄在住の刀匠、服部半蔵という役でしたが、監督は日本の時代劇ファンの様です。

外ではしゃぐ声。ポンツーンで夜釣りをしている家族が大きな魚を上げていました。60cm位かな。
Carolineは途中で鼾をかいて寝始めた。初めて体験する事多く、彼女も疲れているのでしょう。
 
8日は朝にUticaのファーマーズマーケットに行き、チーズ、面白いジャム5本、新製法によるはちみつ(固まらず、流れ落ちず)、ポットに入ったローズマリーを購入。更にスーパーに行ってワインと日本酒を調達し、土曜の夜に備え、12時に出発。今日はOneida湖東端のSylvan Beachまでの24マイル。灰色のサギは道案内の如く、先に飛んでいっては止まり、船が過ぎるとまた先に飛んで行っては止まるを繰り返す。

ロック20は最後の上りのロック。ロック20とロック21間の水面が最も高い水面である。ロック21から下り。下りはロック内に水流が起こらないので、大変楽ちんです。ロック22を超えて夕方5時前、左手の木の上にアメリカの国鳥、白頭鷲を見ました。午後5時15分、今日の泊地のMarinners Landingの到着。平和なアメリカの水辺のキャンプ場です。

位置は北緯43度12分、西経75度43分。曇り。気温は18度、湿度62%。





















2013年6月4日火曜日

6月4日、マスト横倒し

今日はマストを倒す日。朝、船室に人の気配無し。朝帰りかと思いきや、クルー2人は、トランポリンで布団にくるまっているではないか!起きろっ
9時にクレーンの下にカナダの旗を上げた南アフリカ製のカタマラン、レパード43が入って来ました。彼らの方が先約だったようです。かれらはジェノアはつけたまま外しています。その作業を見ながら、我々も準備を薦めます。

マストに繋がっている配線を切って、取り外し、ジブファーラーの取り付け台座を外し、ブームを外し
無線のアンテナ配線を外します。ステーのターンバックルのピンを抜き、WD40(日本ではCRC)を吹いて回し易い様にします。

マストを置く台座は作ってもらう事にしました。

10時半、Uminekoの番です。横から強風が吹きつけて、クレーン下のスペースに入れにくい。3回目でやっとポンツーンからロープを引いてもらって入れ、作業スタート。マストをベースに止めている巨大なボルトが抜けるか?と心配でしたが、パイプレンチとゴムハンマーで大した苦労もなく抜きますね。台座がちょっと低めでしたが、何とか積み込み完了。12時半になっていました。その後に、我々で縛る作業を済ませ1時半にすべて完了。料金は一泊の停泊料と合わせて280米ドルでありました。
2時45分にマリーナを出発し、北に15マイルのCoeymansという小さな村にあるマリーナに7時に到着。久々に焼きそばを作って食べたところです。

明日は、ニューヨーク州の州都Albanyを通り、Troyという街で左折してハドソン川を離れ、いよいよエリー運河に入ります。