2012年12月1日土曜日

12月1日、ダチョ ウ園


車を借りてSt. Francisから370㎞西北西にある、Oudtshoornにあるダチョウ園に行きました。
国立公園の中の如くの雄大な大自然の中を走る高速道路を西に3時間走り、進路を北に変えて峠を越えると南アフリカのダチョウ飼育の中心地、Oudtshoornに着きます。峠を下って少し走った所でダチョウの群れに遭遇。期待が高まります。
街の南にChandellerというダチョウ園の看板発見。ここに入ります。
昼餉の時間になったので、まずはダチョウハンバーグで腹ごしらえ。ラムの様な匂いが少しあります。脂身のないよく締まった肉質です。
次にお土産店に入ります。卵の殻に絵をいれたお土産が沢山あります。生の卵が欲しいのであるか聞いてみます。ありました。胴回り38cmの立派な生卵。生卵3個とお土産の絵の入った卵を買いました。
農園見学はダチョウ試乗付きのコースにします。一人60ランド(600円)。若い小柄なお兄さんがガイドにつきます。
まずは、農園の創始者の墓。お母さんに薬をケープタウンに買いに行く途中で野生のダチョウの群れを見つけ、ライフルで沢山仕留めて、その羽で馬車を飾り、ケープタウンに行くと羽が高価で売れ、一躍お金持ち。
そのお金で農園を買い、沢山のダチョウを飼育をして羽を売って財産を築いたという事でした。なんでも、ダチョウの羽と金が同じくらいの価値で取引されたそうです。
5日前に生まれた赤ちゃんを抱いて記念撮影。その母親を捕まえて、ダチョウは目が素晴らしく良い(眼球が60gある。3km先が見える)、が頭が悪い(脳は30g、重さでの比較がいいですねえ)、歯は無く大きな口と袋の喉でなんでも飲み込んじゃう、カメラもペットボトルもなんでも飲み込んじゃう。小石を食べてそれを胃袋に貯めて食物はその小石で粉砕する、脛に見えるのは足の甲で、股関節に見えるのが膝とか、頭の後ろを撫でてやると気持ちが良くなり続けると眠りに入るとか、早口であまり知らないダチョウの色々の説明を受けます。危ないのは足で、親指の爪は鋭く、不用意にダチョウの前に立って、蹴りをうけると人間の胸は裂けるとの事。
さて、ダチョウに跨って首根っこを持って記念撮影後は、試乗の時間。私が先に挑戦します。頭に袋をかぶせておとなしくさせ、2人のアシスタントの補助で、骨ばった卵型の背中に跨ります。足を前で組んで、上体を後傾させ、羽の付け根を掴んで腕を伸ばします。これで準備OK。頭の袋を取ると、走り出します。補助者2名は両側について一緒に走ります。いきなり落馬、いや落駄。

2回目は落ちないのに精一杯。楽しむ余裕無し。

次は森さん。動画で撮影しましたが、カッコいいものではないですね。

最後は説明のお兄さんと飼育係のお兄さんによる、レース。ダチョウの尻に張り付く感じで乗るのですね。
さて、次は、農園で飼育のダチョウの群れをと思っていたら、これで終わり。2年前に欧州から鳥インフルエンザが飛来した時に、病気にかかる前に全頭出荷したという事で、牧場にダチョウはいませんでした。

ダチョウの卵はどんな味がするか? 楽しみです。 











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